コラムを書くにはコツがあります。
コツさえつかめば、誰でも簡単にコラムが書けるようになります。
そのコツとは、つまり「書き出し」です。
「書き出し」が書ければ、誰にでも簡単にコラムが書けるようになります。
ではどうすれば「書き出し」が上手に書けるようになるのでしょうか?
NG例も含めて、コラムの書き方を紹介します。
コラムの書き方:書き出しの3行が大事
あなたに足りないのは、「書き出し」だけ
「書き出しの3行だけ」頑張ってみましょう(笑)。
小説だと書き出しの数ページ、コラムでは書き出しの3行、が勝負です。
これは社内報でも、プロの作家が書く連載エッセイなどでも、同じことです。
たとえば「春の桜の花見」をテーマに、コラムの執筆を依頼されたとします。
貴方なら、「どう」書き出しますか?
NGな書き出しを避ける
こんな書き出しはNGです!
「そろそろ花見の季節ですねぇ?」
とか
「春といえば桜ですね」
とか
「皆さんは花見に行きますか?」
とか、
○○のパターンは、(断定はしませんが)私も含めたプロの物書きは、絶対に使いません。
なぜなら、コラムを読まされる側にとっては、
その手の書き出しの話は「読み飽きている」からです。
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テーマから遠い話題から入ってみてはどうでしょう
「春の桜の花見」に対する異化効果を狙って、
書き出しでは、なるべく「春」「桜」「花見」とは遠い話題から入ると、
その後の文章展開に意外性が生まれます。
例えば、こんな風にしてみてはどうでしょうか?
無関係なこと→本題へ
唐突にゴルフの話から入り、
しばらくゴルフ談義を続けて、
読者に、このコラムはゴルフについて書かれた文章なのだと思わせておいて、
途中から(起承転結でいうところの「転」あたりから)
「ところで季節は桜の花見にふさわしくなりました」などと持って行き、
そこから先の展開は、
なぜ花見の話をしたいのに、ゴルフのネタから入ったのか?
その種明かしに移行し、貴方なりに、話の結末をつける。
否定から入る
または、
あえて冒頭で、読者に喧嘩を売る要領で、
「花見」行為自体を否定してしまうとか?
「どうして日本人は飽きもせずに、
花見にうつつを抜かすのだろうか?」などと。
プライベートなことを書く
ワタクシごとから入るのも「あり」ですよ。
「わが家の、猫の額ほどの庭に植えた早咲きの桜が、
なぜか今年はいまだに蕾をほころばせてくれない」
とか。
こんな感じで、まずは書き出しの3行を何とか頑張って書いてみましょう。
次は、さらにコラムを書くコツを紹介します。
さらにうまく書けるコツ
「書き出しの3行にフォーカスする」と言っても、最初のうちは何について書いたら良いのかさっぱりわからないですよね。
そういう方はどうしたら良いのでしょう。
誰にでもできる、良い方法があります。
それは、普段からコラムのネタを探してメモしておくことです。
日常的に、いつもコラムに使えそうな面白いネタ、風変わりなネタを、探してストックしておくことは大事です。
そして1つのネタから、いかに貴方のイマジネーションが拡がるか?
脳ミソを「その」ように鍛えておくトレーニングが必要です。
まずは最初の書き出しを頑張って書いてみましょう。
書き出しさえ書ければ、あとはスラスラ書けちゃうことも多いです。
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コラムを書くには、初心者には荷が重い?
コラムを書くには年季が必要?
写真のキャプションと勝手が違うのは、コラムはどんなに短くても、数百文字の文章が必要だというところでしょうか。
となると、いくらセンスが問われるとはいえ、文章の起承転結のすべてにセンスを発揮させるには、いささか年季が必要です。
初心者には荷が重いはずです。
コラムを書くにはコツがある
コラムを書くには、誰にもできるコツがあるんです。
これさえわかれば、あとは比較的に簡単に書けるはずです。
まずは「書き出しの3行」を頑張って書いてみましょう。
まずは「無関係なこと→本題へ」「否定から入る」「プライベートなこと」
この3つを押さえておくと良いですよ!