「小説家になるにはどうしたら良いのか?」
小説家になるには具体的に何をしたらよいか、現役作家に聞いてきたことをダイジェストでまとめています。
けっこうシビアな回答が多かったです。
作家に向いているタイプや才能、メンタル部分について聞いたことのまとめです。
詳しくは、気になった項目のリンクを参照ください。
小説家になれる人はなる
小説家になるには、どれほどふんだんに勉強をしても、どんなやつらより知識が豊富でも、小説家になるやつはなり、ならない(なれない)やつは、ならない(なれない)ものです。

いきなり深いんですけど、大切なので一番上に持ってきました。
作家になる人はなり、なれない人はなれない・・・・・・。
これって、どういうことだろう。
あなたには才能はありますか?
フェイスブックの「いいね」クリックの獲得数だけを頼りに、いっぱしの「プロ作家でござい!!」と豪語している者も、意外なほど頻繁に見受けられます。
誰がどんなに感動しようとも、才能のある者がクリエイトした作品と、そうでない作品との違いは、プロの、鑑(み)るべき立場の人が鑑れば、明らかなのです。
詳しく 自分に才能があるかないかをどうやって判断すればいいのでしょうか?

自分には才能があるって信じてるけど、それを評価するのは自分ではないですね。
小説家に向いている人
小説家に向いている人って、例えばこんな人。
自宅からほんの数分のところにあるコンビニに、煙草を買いに行っただけで、何かしら事件に巻き込まれる人。
詳しく 小説家に向いている人はこんな人 現役の作家に聞いてみた

確かに、そういう人ならネタに困らないですね。
日常の小さなエピソードにもスルーしないでネタにできる人になりたいです。
会社に勤めていても意味がないのか?
面白くない会社人生を卒業して、早く文章を書く仕事を生業にしたい!と焦る気持ちもわかりますが、ふと自分の足元を見ると、会社って実は創作のネタをザクザク発掘できる、貴重な場なのです。
仕事をこなしているということは、あなたはその道のプロ。その仕事を舞台にした小説も書けるかもしれません。
詳しく 会社の仕事がつまらない。早く小説で食べれるようになりたい

苦手な上司がいるんですけど、今後悪役キャラに仕立ててみようかな。
あ、会社の業界ネタもモチーフにできるのか!
出版社に持ち込んでみよう
まず自信作と思える作品を書き上げて、現状、その種のジャンルの刊行物を発行している出版社や編集部に、思い切って持ち込みをするのがいいでしょう。
ネットの投稿サイトは、敷居が低すぎるし、審査も甘いものがあります。
出版社の方が、投稿者の質やレベルを見る目が確かです。
なぜなら出版社は本を売ることが商売の本質であり、そのためには本のクオリティが問われます。
一方ネットの投稿サイトは、本のクオリティよりも投稿数の多い少ないで儲けが決まります。投稿数が多ければアクセス数を稼げることができ、アクセス数が多ければ広告も増えるという構造になっているからです。
出版社は、小説家を育成し質が高くて売れる本を出版しなければ商売がなりたちません。
ネットの投稿サイトは、本が売れなくても、投稿者のレベルが低くても、投稿者が増えサイトの閲覧数が上がれば広告料がもらえるのです。
詳しく 官能小説家になるにはどうしたら良いのですか? 新人賞などはあるのでしょうか?

出版社の方でも面白い人いないか、いつも探しているみたいですよ。
ほら、出版業界でも競争が激しいみたいだから。
スクールに通う手もある
投稿してもすぐ入賞するとは限りません。
何回も何回も投稿して、それでも入賞できない人はたくさんいます。
知らず知らずのうちに、作品に変な癖が付いているのかもしれません。独りよがりな作品になっているのかもしれません。
そういうときは一人でウジウジ悩むより、思い切ってスクールに通ってみるのも手です。
場合によっては仕事も斡旋してくれたりしますし、スクール卒業生で現在活躍している作家やライターも多いです。
志を同じくする人達と知り合うことで、作品づくりのモチベーションアップにつながるでしょう。
詳しく 【東京/阪神】おすすめの小説の学校・教室・シナリオスクールは?

こんなに多くの人がチャレンジしているなんて知らなかった。
刺激になります。
小説家になるには、あきらめない
何年もかかって作品を書き続けていても、なかなか芽が出ない・・・・・・。
「報われない。もう諦めような」と思いが現れます。
そんな時、もし誰かから「さっさと諦めなさい」と命じられれば、 小説を書くことをやめますか?
それとも、そのまま続けますか?
詳しく 作家を目指して10年以上。受賞経験無し。あきらめた方が良いか。

チャールズ・ブコウスキーだって、郵便局の夜勤で働きながら50歳で出版できたんだよね。
そう考えれば、ちょっと勇気出てきた。
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小説家になれる人はなり、なれない人はなれない
小説家になる方法と言っても、人によってその方法は千差万別。
100人いれば、100通りの小説になる方法がある。
何をやったって、どんなに頑張ったって、小説家になる人はなり、なれない人はなれない。
そこをわかった上で、自分にとって「今」できることから始めましょう。
何か始めてみよう
人間は習慣の動物です。
これまで何もしない状態だったので、これから新しいことを始めようとするのはちょっと面倒な気がします。
でも何もしなければ、これからも何も起きないままです。
1ミリでも小説家に向かって具体的に動き出せば、周りの環境も少しずつ目標を向かって変わっていきます。
小説家になる、一番堅い方法
小説家になる一番堅い方法は、やはり小説の学校やライタースクールに通うことではないでしょうか。
最近は出版社と連携しているスクールもあり、作家としてのデビューまで最短距離で進めます。とはいえ、やはり実力が伴っていることがベースになっていますが。
社会人のためのコースや説明会を開催しているスクールもあります。社会人で小説家を目指す方も多いのです。
様々な生徒との購入、講師からの指導を受けられることも小説スクールの強み。
無料で聞ける講座や、千円ぐらいの小セミナーに参加して雰囲気をつかんでみることも大切です。
なかなか踏み出せない方は、資料を請求するなどしてスクールの雰囲気をつかむことから。
全国の小説、ライタースクールの情報をこちらのページにまとめています。参考にしてください。